刑事裁判と民事裁判の違いとは

裁判を大きく分類するときに分けられるのが、刑事裁判と民事裁判です。この二つには、たくさんの違いがあります。

 
刑事裁判とは、犯罪による事件を主に扱います。容疑者について、その人が犯人かどうかや、罪の重さを決めるために行われる裁判であり、懲役や罰金や無罪などのような形で刑罰が言い渡されます。この刑事裁判では、裁判員制度が取り入れられており、一般国民も裁判官になる可能性がある裁判です。
これに対し、民事裁判は金の貸し借りや雇用問題などの、個人同士の争いの解決を目的としており、裁判員制度は適用されていません。刑事裁判とは違って刑罰を決めるのではなく、勝訴・敗訴という結論のほか、お互いの主張を聞き譲歩すべきポイントを見つけて和解するということもあります。当事者同士が納得し合うということを一番においているのが特徴です。

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どちらの裁判も、裁判所で行う点や、一般に弁護士に依頼する点など、同じ点もありますが、基本的には刑事裁判と民事裁判は別個のものになります。中には、刑事と民事の両方で訴えられるような事例もありますが、それぞれに訴訟を起こす必要があります。この二つの違いを理解したうえで、裁判に関わっていくとよいでしょう。